全国学校図書館出版賞受賞について

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今春刊行した『未来へ伝えたい日本の伝統料理』(全6巻 小峰書店刊)が、「全国学校図書館出版賞」なるありがたい賞をいただきました(主催 全国学校図書館協議会・日本学校図書館振興会)。


この賞は、学校図書館向き図書の中で優れた出版企画に対して送られるもので、通常は大賞1点、出版賞3点が選定されるのですが、今年は出版賞が本書1点のみということで、ありがたさも倍増です。


本書の編集は、郷土料理の選定から取材依頼、そして北海道から沖縄まで実際に足を運んでの取材を敢行。47都道府県をすべて網羅しようと、全国行脚の一年半でした。


郷土料理といえば、昨今は地域の活性化に一役かっているところも多いですが、今回の趣旨は、とにかく郷土料理は本来は家庭料理だということで、地元の農家や漁師のお宅を訪ね、お母さん、おばあちゃん、時にはお父さん、おじいちゃんに作っていただきました。そして料理の話のみならず、いろいろなお話しをうかがいました。

日本の食文化の伝統を途絶えさせてはいけないというのが、皆さんの共通した思いでした。

だから、この賞は取材に協力していただいた全国の皆様にいただいた賞だといってもいいと思っています。

ご協力くださった皆々様、本当にありがとうございました。


さて、この受賞に際して、選考委員長の熊谷一之氏からのお話を少し紹介します。

「日本各地の伝統食を知ってほしい。作ってほしい。日本の食の豊かさを感じ取ってほしい。そして食について、日本の伝統について今一度見直してほしい。このような本書のねらいが素直に、そして強く読む者に伝わり、単なる料理の本以上の存在になっている」「子ども向きにとおもねるところがなく、大人でも読みたい、読み耽りたい内容となっている」(第12回「学校図書館出版賞」選考報告より)


この賞をきっかけに各図書館の蔵書となって、多くの方に読んでいただければ、取材にご協力いただいた全国のお母さん、おばあちゃん、お父さん、おじいちゃん、皆さんの思いを届けられると思います。

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